チーム構成に対して勘違いシテタカモ

自分、プロジェクトにおけるチームの構成方法について、ちょっと勘違いしてたかも(´Д`)
これまではピン製造工場*1の例じゃないですが、異なった作業をスキルにあった専門労働者に割り当てた方が、生産性は高くなると思っていたんですよね。


まあ、ソフトウエア開発の話なので、工程毎に専門家を割り当てると言うよりも、ドメイン分析、アーキテクチャ設計、品質管理とかの項目毎に、その役割の主体となるメンバーを決めるという話なんですが(・∀・)
他のメンバーもその仕事を行わないわけではなくて、項目毎の主担当を中心に動くという感じで。


で、この考えのベースには「個々人の能力はそんなに高くない」という前提があったりするんですけど(´Д`;)
現実に、ソフトウエア開発に関わっている人達のスキル平均を見た場合、そう期待すべきじゃないと感じているというか。*2


そうではなくて、モデリングアーキテクチャ設計も、なんでもござれの優秀な人達ばかりでチームが構成されているのであれば、こういった形での作業分担は必要ないかと思うんですが。


で、自分が勘違いしていたと思ったのは、優秀な人達ばかりでないケースでも、多能工なモデルを採用した方が、知的熟練の観点から望ましいのかなぁ(・∀・)?、っというところ。


今時点の生産性改善だけを考えてちゃだめって事ですよね(´ω`)

*1:アダムスミスの富国論。

*2:自分が知っている範囲がレベル低すぎる可能性も大なんですけど(´・ω・`)