もう6月か(´Д`)
買ってきたまま積ん読になっていた本を読んだり、そんなカンジの日。
これなんかも読んだり(・∀・)
- 作者: 組込みプレス編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 大型本
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こういうのって良くありますけどね。
「IT企業」と「SI企業」をごっちゃにして使っていたりとか( ゚д゚)、
一口に「組み込み」って言っても、「広義の組み込み」と「狭義の組み込み」をごっちゃにして使っていて、なんか違和感を感じるケースも多かったりして(´ω`)
だいたい、機器の中に入っているソフトだからと言って、LinuxやWindows CEと言ったOSを使って、CPUが100MHzのオーダー、メモリがMBのオーダーのものなんかだと、個人的には「組み込み」って感じじゃないしな〜(´ω`)
あと、そういう世界で求められる知識も、HWの知識や回路が読めることよりも、アプリケーションアーキテクチャに関する知識の方が重要だったりすると思うわけですが。
階層化された環境、抽象化されたソフトウエアの中で、アプリケーション層も階層化、抽象化して設計するスキルというか。
よく言われている組み込み技術者の人不足も、広義の組み込みソフト技術者と狭義の組み込みソフト技術者のどっちが不足しているんですかね(´Д`)?
家電や自動車の分野なんかで、ソフトウエアの大規模化の問題で人が足りていないというなら、前者の方な気がしますけど。
この辺の違いを正しく認識していないと、本当に必要な人材が集まらないんじゃないかと思ったりして。
あと、組み込み関連で言えば、「モデル駆動開発」って言葉も複数のものをいっしょくたにして使われているような気がして(´Д`)
なにをいっしょくたにしていると思うかというと、「数学モデルによるMDA」と「UMLによるMDA」かな。
制御分野における、数学モデルからのソース自動生成とかについてはなにも不思議に思わないんですけども。
UMLによる〜の方にはどうも違和感を感じることがあって。*3
生産性や品質向上のためにオブジェクト指向設計でUMLでモデル駆動開発ですよ、って言っている記事とかを見ても、本当にその程度のレベルの記述が有効なの?、っと思ってしまうというか、単に記法として採用してるだけですよね、っと思っちゃうわけですが。*4
まあ、実現場ではもっと複雑なモデルが使われていて、有効活用されているのかもしれないですけどネ(´ω`)