クラウド時代のストレージレイヤ

遅まきながら、クラウドに関して色々と調べていたんですが。
そんな中でも、最近のAzureのSDS周りの話はおもしろいデスね〜(・∀・)
この辺とかの話ね。
http://www.infoq.com/jp/news/2009/03/relational-sql-services
http://agile-cat-mits.spaces.live.com/Blog/cns!684876E6A5CF0AF4!252.entry


少し前から、RDB vs KVSのプロレス的なネタ合戦があったわけですが(・∀・)


国内だと、業務系な仕事に従事する人の割合が多いからか、あまり盛り上がることもなくて(・ω・)
コンシューマWebにはクラウドが良いけど、業務系には関係ない話、みたいな保守的な結論になることが多かったりもして。*1


この辺は海外の議論の方が面白くて(・∀・)
意外とKVS側が押してるように見えていたりというか、なかなかRockな事言ってるな〜( ゜Д゜)、なんて思っていたりもしたんですが。


それがここに来て、Microsoftはリレーショナルストレージの提供と言っているわけで、もう(0゜・∀・)ワクテカ


今までクラウドと言えば、リソース指向のコンシューマWebサイトというイメージが強くて。
この手のサイトでは、データストアとしてのRDBの比重は低くなる傾向にあるので(・ω・)
これは、扱うデータが一般的な業務アプリケーションと異なり、リソース/イベントで言うところのイベント系テーブルがほとんど無かったりして、複雑な関係代数演算が必要ないという事もあって。
RESTfulだとか、とにかくResourceって言う言葉があって、リソース系テーブルのポインタを使う処理が主体となるので、RDBの代わりにKVSを使ってスケールすることになり。
同期的なトランザクションの代わりはメッセージキューイングだとか、BASEだとか言っていたわけですが。*2


そこにリレーショナルストレージも参戦、っと(・m・)うぷぷぷ。
(・∀・)ニヤニヤしながら、他の動向も見守りたいと思います。

*1:あと、話が進まない理由として、RDBの関係代数演算の話と、トランザクションの話と、言語としてのSQLの話と、O/R Mapperの個別の実装の話とがゴッチャになっていて、議論がかみ合わないという事もあったりしますが(´д`;)

*2:扱うエンティティの性質によって、CAPをどうするか決定する。