最近の読書2009.12

11末あたりに発売した本について(・ω・)

Microsoftのクラウドコンピューティング Windows Azure入門

Microsoftのクラウドコンピューティング Windows Azure入門

1〜3章については特に感想はなくて、4章というか、クラウドとオンプレミスの話についてちょっとだけ。


AppFabric Service Busとか、そっち方面で遊んでいる人って少ないのかな(・ω・)?
クラウド/Azureの話というと、NoSQLな話やWebRoleで遊んでみた的な話に行きがちですが。
とりあえず.NET Services SDKを使ったサンプルを眺めたり。

More Effective C#

More Effective C#

これも特に感想はありません。
LINQ成分やや多め。

ビューティフルアーキテクチャ (THEORY/IN/PRACTICE)

ビューティフルアーキテクチャ (THEORY/IN/PRACTICE)

割と面白い(・∀・)
個人的な興味はMMOとかFacebookのところへいくけど、EmacsKDEの話も。
っというか、もう少し突っ込んだ話の方が面白いと思うんだけど、1章だけだとこんなもんかなあ(´ω`)

44のアンチパターンに学ぶDBシステム (DB Magazine SELECTION)

44のアンチパターンに学ぶDBシステム (DB Magazine SELECTION)

DB Magazineもな〜。
何の雑誌かわからない微妙な特集をやったり、どうでもいい連載記事が多かったりするけど、雑誌であるからにはDBに関するガチの特集に力を入れてほしいところですが(´д`;)
っで、この本の元の特集は割と面白かったので購入(・∀・)


ちなみに、個人的によく見かけるアンチパターンは「OLTPなのにSQLが重い」、「なんでもかんでもリアルタイム集計」のあたりかしら。
っというか、DBのパフォーマンス周りの話をする時に、それがOLTPの話なのかOLAPの話なのか、処理の複雑さへの対応の話なのか数の暴力(スケール)への対応の話なのかを混同しているケースがあると言うべきか(・ω・)
すぐにSQLのチューニングとか言い出す人もいるけど、それって処理の複雑さへの対応であって、数の暴力への対処の話じゃないですから、とか。
極論すれば、OLTPで使用するSQLにチューニングの余地なんてあってはいけません(`・ω・´)、なんつって。*1
そもそもOLTPとOLAPのサーバを分けるではいかんの?、っつって。


後は、コネクションプール周りの問題とか。
とりあえずフェイルファストという考え方は覚えておこうね。


っというわけで、DB Magazineの記事を読んでない人にはお勧め(・∀・)

*1:っというか、SQLのチューニングっていう発想が、なんかバッチを想定しての発言に聞こえるのよね(・ω・)